平屋住宅のデメリットとは

平屋住宅のデメリット・ハード面
ここまでは平屋住宅のメリットばかり挙げてきましたが、当然のことながらいいところだけではありません。
ハード面・ソフト面それぞれにやはりデメリットとなる点は存在します。
平屋住宅のハード面でのデメリットは、一階しかないため外からの侵入が容易な点が挙げられるでしょう。
平屋は構造上窓が多くなりやすいため、どうしても外部からの破壊に対して弱くなってしまいます。
安全面を考慮するならば、窓は全て強化ガラスなどの破壊しにくいものにするのがベターです。
また、平屋は一階部分しかないため風や地震などには強いのですが、大雨などによる浸水の被害が大きくなりやすいデメリットがあります。
平屋住宅を立てる場合、治安に不安がある地域や近くに河川や海がある場所は避けた方が無難でしょう。
平屋住宅のデメリット・ソフト面
ソフト面における平屋住宅のデメリットは、生活環境において周囲の影響を受けやすい点が挙げられます。
例えば周りの建物が高いものばかりですと、日照や風通しを確保することは難しくなりますし、騒音の影響をほぼダイレクトに受けてしまいます。
加えて外から見えやすいため、周囲の状況によってはプライバシーを確保することが難しく、人目を避けられない可能性があることも念頭に置いておいて下さい。
対策としては中庭を作ることが挙げられます。
外側の窓を減らしつつ、ある程度の日差しや風通しを確保することができるのでおススメです。
とは言え、なるべく他の住宅や建物が密集しているような土地は、あまり平屋住宅を建てるのに向いているとは言えません。